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Posted by なぎさ - 2006.11.11,Sat
遊庵は保健室にとりあえずゆやを寝かせると、ふぅと一息ついた。
それじゃあしばらく寝てろよ、と言って出て行こうとした遊庵の服
をゆやがギュッと掴んだ。
「…行かないでください…」
「え。」
悲しそうに見上げられたら、イヤなどとは言えるわけがない。
ゆやは必死だった。
少なくとも今はほたると二人きりにはなりたくなかった。
そして結局断れなかった遊庵は朝のSHRが始まるギリギリ前までゆやに付き合うはめになったのだった。

七限目…
「なーんで七限目に体育がくるかなあ…」
ゆやはがっくりとうなだれながら体育館に向かっていた。
「休めばいいじゃん。」
みずきが隣からポソリと言うが、ゆやは首をぶんぶん振った。
「体育だけは休むわけにはいかないの!!」
三人は体育館に入ると同時に上を見上げた。
あの時破損した照明は、すべてきれいに元通りになっていた。
「すご…」
さすが校長村正。
一晩で元通りである。
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