Posted by なぎさ - 2011.04.08,Fri
すずらんが書くポケモン学パロ!
超もやし風味です(参考:リボーンのもやしシリーズ)
ギャグっていうか、そんな感じ。
グリレかもしれない(むしろグリ→→→→レ?)
ということで、初めのほうだけ宣伝も兼ねて。
アップできる量になったらサイトのほうに上げます!
☆*:;;;;;:*☆*:;;;;;:*☆*:;;;;;:*☆☆*:;;;;;;:*☆
「レッドーーー!」
今日は始業式。
長い夏休みが明けて再び学園生活が始まるという、生徒にとっては嫌な、もっと夏休み長くしろよとか来るの面倒臭ぇとか、シャイニングライフを名残惜しむ日だ。
そんな生徒達がむさ苦しい体育館アリーナに詰め込まれている中、彼は校舎内を走り回っていた―――
生徒会会計 二年 グリーン
「レッドォォォオオオ!! 何処行ったーー!」
―――生徒会会長のレッドを捜して。
始業式が終われば、引き続き新生徒会の紹介に移る。
そこで会長の挨拶があるのだが………………如何せん、その会長が行方不明になった。
いや、さっきまではいた。
体育館内にいたのだ。
***
新生徒会のメンバー達は、ステージの舞台袖に待機していた。
「校長の話長ぇー。早く終われよ」
等とぼやきながら。
ぼやかれる程長い、最早四十分以上話し続けているサカキ校長の話の最中、レッドは「ちょっとトイレ行ってくる」と隣のグリーンに言い残し、館内からフラッと出て行った。
トイレぐらいなら、校長の話もまだ終わりそうにないし問題ないだろう。
そう判断したグリーンだったが――――――駄目だ、二十分経っても戻ってこない。
ちなみに校長の話はまだ続いている。
…………長いよ…。
「あれじゃないっすか、下痢じゃないっすか? きっとレッド先輩、腹痛でトイレから出てこれないんですよ!」
生徒会書記 一年 ヒビキ
「馬鹿野郎!! レッドがウンコなんて、ましてや下痢なんてするわけないだろ!」
遅い遅いまだ戻ってこないのかと貧乏揺すりをしだしたグリーンにヒビキが大真面目な顔をして言うと、グリーンはヒビキ以上に大真面目な顔をして言い放った。
どこのアイドルだ!
いや、アイドルでもウンコはするけど。
しないと死ぬし。
「……先輩。俺この前、会長がトイレの個室から出てきたところを目撃しました」
生徒会副会長 一年 ユウキ
「な―――」
ユウキの告白に、グリーンは一瞬固まった。
だがすぐに気を取り直して「馬鹿野郎!! 違うって、お前何勘違いしてるんだよ。あれだよ、便座に座って考え事してただけだろ。今晩のピカチュウの餌どうしようとか」
超ポジティブ!
何この人!
「出てきた時、水の流れる音がしました」
そんなポジティブな意見もバッサリ斬られる。
「…………まあ、とにかく、」
あ、話そらした、そらしたよこの人。
「レッドを呼びに行くぞ」
『―――というわけで、君達には気を引きしめて、一層勉学に励んでもらいたい。随分と長く話してしまったし、これで終わろう―――』
「ヤバいですよ、校長の話終わっちゃいますよ! 呼びに行くどころじゃないですよ!
「何っ!?」
サカキ校長が話を終えて、舞台袖に向かって歩いてくる。
タイミング悪っ!
「……もうちょっと時間稼ぎをしてもらいましょう―――校長先生、あと二十分話して下さい」
ユウキが小声で指示を出すと、歩いてくるサカキ校長がたじろぐ。
回れ右!というように指でピッと示すとサカキ校長は指示通りに回れ右をして戻って行くが、困惑顔でチラチラとこちらを何度も振り返っている。
「え、ちょ、何……どうするの……?」と言うような感じで。
あ……、何か気の毒。
再びマイクを手にしたサカキ校長は、何を言おうかと数秒悩んでから、口を開いた。
『……なーんて、終わったと見せかけて、―――』
気の毒!
無理があるよ!
超もやし風味です(参考:リボーンのもやしシリーズ)
ギャグっていうか、そんな感じ。
グリレかもしれない(むしろグリ→→→→レ?)
ということで、初めのほうだけ宣伝も兼ねて。
アップできる量になったらサイトのほうに上げます!
☆*:;;;;;:*☆*:;;;;;:*☆*:;;;;;:*☆☆*:;;;;;;:*☆
「レッドーーー!」
今日は始業式。
長い夏休みが明けて再び学園生活が始まるという、生徒にとっては嫌な、もっと夏休み長くしろよとか来るの面倒臭ぇとか、シャイニングライフを名残惜しむ日だ。
そんな生徒達がむさ苦しい体育館アリーナに詰め込まれている中、彼は校舎内を走り回っていた―――
生徒会会計 二年 グリーン
「レッドォォォオオオ!! 何処行ったーー!」
―――生徒会会長のレッドを捜して。
始業式が終われば、引き続き新生徒会の紹介に移る。
そこで会長の挨拶があるのだが………………如何せん、その会長が行方不明になった。
いや、さっきまではいた。
体育館内にいたのだ。
***
新生徒会のメンバー達は、ステージの舞台袖に待機していた。
「校長の話長ぇー。早く終われよ」
等とぼやきながら。
ぼやかれる程長い、最早四十分以上話し続けているサカキ校長の話の最中、レッドは「ちょっとトイレ行ってくる」と隣のグリーンに言い残し、館内からフラッと出て行った。
トイレぐらいなら、校長の話もまだ終わりそうにないし問題ないだろう。
そう判断したグリーンだったが――――――駄目だ、二十分経っても戻ってこない。
ちなみに校長の話はまだ続いている。
…………長いよ…。
「あれじゃないっすか、下痢じゃないっすか? きっとレッド先輩、腹痛でトイレから出てこれないんですよ!」
生徒会書記 一年 ヒビキ
「馬鹿野郎!! レッドがウンコなんて、ましてや下痢なんてするわけないだろ!」
遅い遅いまだ戻ってこないのかと貧乏揺すりをしだしたグリーンにヒビキが大真面目な顔をして言うと、グリーンはヒビキ以上に大真面目な顔をして言い放った。
どこのアイドルだ!
いや、アイドルでもウンコはするけど。
しないと死ぬし。
「……先輩。俺この前、会長がトイレの個室から出てきたところを目撃しました」
生徒会副会長 一年 ユウキ
「な―――」
ユウキの告白に、グリーンは一瞬固まった。
だがすぐに気を取り直して「馬鹿野郎!! 違うって、お前何勘違いしてるんだよ。あれだよ、便座に座って考え事してただけだろ。今晩のピカチュウの餌どうしようとか」
超ポジティブ!
何この人!
「出てきた時、水の流れる音がしました」
そんなポジティブな意見もバッサリ斬られる。
「…………まあ、とにかく、」
あ、話そらした、そらしたよこの人。
「レッドを呼びに行くぞ」
『―――というわけで、君達には気を引きしめて、一層勉学に励んでもらいたい。随分と長く話してしまったし、これで終わろう―――』
「ヤバいですよ、校長の話終わっちゃいますよ! 呼びに行くどころじゃないですよ!
「何っ!?」
サカキ校長が話を終えて、舞台袖に向かって歩いてくる。
タイミング悪っ!
「……もうちょっと時間稼ぎをしてもらいましょう―――校長先生、あと二十分話して下さい」
ユウキが小声で指示を出すと、歩いてくるサカキ校長がたじろぐ。
回れ右!というように指でピッと示すとサカキ校長は指示通りに回れ右をして戻って行くが、困惑顔でチラチラとこちらを何度も振り返っている。
「え、ちょ、何……どうするの……?」と言うような感じで。
あ……、何か気の毒。
再びマイクを手にしたサカキ校長は、何を言おうかと数秒悩んでから、口を開いた。
『……なーんて、終わったと見せかけて、―――』
気の毒!
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