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Posted by なぎさ - 2006.05.14,Sun
「よっしゃー!!遊びまくるぞ!!!」
先生であるはずの遊庵が、生徒よりもはしゃいでいる。
さっきの傷はもう、大丈夫なのだろうか・・・?
これからしばらくは自由行動となり、皆、好きに遊ぶことができるのだ。


「辰伶、行こ。」
ほたるが辰伶の腕を強く引っ張った。
「!?」
辰伶は少しビクッとしたが、すぐに眼が潤んできた。(←嬉し泣き)
いったい、何を考えているのやら・・・・。
もちろん、ほたるがこんなことをするからには、ろくな事はない。

いつものメンバー(メンバー書くのが面倒くさい・・・)は、コーヒーカップに乗った。
辰伶とほたると灯が、一緒のカップに乗っている。
軽やかな音楽とともに、コーヒーカップがゆっくりと動き出す。
が、1つのカップだけ、異様なほどハイスピードで回っている。
もちろん、回しているのは・・・・灯とほたるだ。
「くっ・・・!貴様ら、これでは眼が回って・・・」
シュッ
辰伶の視界から、急に2人の姿が消えた。
「な・・・何処に・・・」
2人はゆやと真尋が乗っているコーヒーカップへと、跳んでのり移っていた。
アッカンベーまでしている。
辰伶の乗っているコーヒーカップは、ひたすら回り続ける。
「貴様ら!これを、どうにかしろ!!!」
辰伶はやっとのことで立ち上がった。
だが、コーヒーカップは回り続けているので辰伶もコーヒーカップと同じ速度で回っている。
『白髪のお客様、危険ですので立ち上がらないで下さい。』
従業員の放送がかかる。
「な・・・!俺の髪は、白髪ではなく銀髪だ!!」
従業員には、そんなこと聞こえていなかった。
回りの人が、みんなクスクスと笑っている。
辰伶は、とっても恥をかいた。



「う・・・オエ~・・・・・」
辰伶が、今にでも吐きそうな声を出した。
「ちょっと、辰伶。こんな所で吐かないでよね。」
「く・・・五月蠅い!大体、貴様らがあんなに回すからこうなって・・・ウプッ」

辰伶を池のそばにあるベンチにおいて、皆、遊びに行った。
「楽しかったね。」
「あ・・・はい・・・・そうですね・・・。」
ほたるの言葉にゆやが苦笑いをしながら答えた。




「ねーねー。つぎ、あそこに行かない?」
灯が指さしているのはお化け屋敷だった。

★━すずらん‥‥……━★
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