Posted by なぎさ - 2007.04.06,Fri
KYOの小説です。ほたゆやなんですが・・・
ほたるが出てくるところまでありませんorzllllllllllll
ゆやちゃんが紅の王にお熱な感じで終わっちゃってます。
これも続き書きたかったんだけどなぁ(遠い目)
話考えて自分で泣いてたほどですから(笑
ゆやちゃんが天使な話です。
紅の王に地界に落とされます。
ほとんど話が始まっていないところで終わってしまってますが、もし読みたいという方がいれば、下の
本編はこちら☆
をクリックお願いします。
ほたるが出てくるところまでありませんorzllllllllllll
ゆやちゃんが紅の王にお熱な感じで終わっちゃってます。
これも続き書きたかったんだけどなぁ(遠い目)
話考えて自分で泣いてたほどですから(笑
ゆやちゃんが天使な話です。
紅の王に地界に落とされます。
ほとんど話が始まっていないところで終わってしまってますが、もし読みたいという方がいれば、下の
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ーーーーーーー私は、あなたを幸せにするためにやってきましたーーーーーーー
*:・°'★,。・:*:・°'☆天使*:・°'★,。・:*:・°'☆
「ゆやさん!紅の王が呼んでるよ。」
「え?ホント?」
そう言って、ゆやは嬉しそうに笑った。
金髪のきれいな髪、翡翠の瞳、そして着ている白い服に負けないほどの、背中からはえる真っ白な羽・・・・・・
「ゆやさんは・・・・・紅の王のことが好きなんでしょう?」
心配そうに口を開いたのは、先ほど紅の王が呼んでいると伝えてくれた、ゆやの親友、真尋である。
「え・・・・・うん////////////////大好き!」
「・・・・・・・・・・」
頬を染めて恥ずかしそうに笑うゆやを、真尋は複雑そうに笑って見る。
「あのね、怒らないで聞いてほしいんだけど・・・・・・」
「何?」
「紅の王、やめておいたほうがいいかもしれませんよ?」
「なんで?」
ゆやは本当に分からないという顔で真尋を見つめる。
「いや、なんて言うか・・・・何考えるか分からないじゃないですか。表面ではにこにこ笑ってても、本当は何考えてるのか分かったもんじゃないし・・・・なんていうか、心配なんです、ゆやさんが。なんか、紅の王は深くて怖くて、私たちとはかけ離れた存在のような気がして・・・・・・なんかどう言えばいいか分からないけど・・・・・・・・」
真尋は、怒った?と心配そうに上目遣いでゆやを見上げる。
ゆやはしばらく黙っていたが、にっこり笑って言った。
「ううん。心配してくれてありがとう。でも、やっぱり私は紅の王が好きだから・・・・・」
「ゆやさんっ・・・!」
「じゃ、そろそろ行きますね。王が待っているので。」
真尋ににっこり微笑んだあと、ゆやは小走りに紅の王の間へと向かう。
「ゆや・・・・さん・・・・・」
あとにはぽつんと立っている真尋だけが残された。
ここは天界。
ゆやたち天使は、ここで仕事をしながらのんびりと暮らしている。
仕事とは、下界・・・つまり地上で死んでしまった魂を供養するのである。
というか、成仏していない魂を受け入れ、天国へ行けるように手助けをする所である。
もちろん悪いことをして死んだ罪人たちは、すぐに天国へ行けるはずもなく、天界の端で罪に見合うだけの重労働をさせられる。
その魂は人間に限らず、虫から万(よろず)の神様まで様々である。
毎日が同じように流れていくだけだったが、ゆやはここでの生活が大好きだった。
紅の王のもとで毎日働ける・・・・それだけでゆやは幸せだった。
今日もゆやは死んだ人間に関する書類の仕事を終わらせ、のんびりとくつろいでいた所だった。
「お呼びでしょうか。紅の王。」
玉座に向かってゆやはひざまずく。
その先には、深紅の眼、そしてゆやとはくらべものにならないほどの大きな羽を持つ、紅の王がいる。
「そんなにかしこまらなくてもいいよ、ゆや。」
「ご用件は・・・・、何でしょうか?」
遠慮がちに聞いた言葉に、優しい声色の言葉が返ってくる。
「君に任務をあたえよう。」
「任務・・・・?」
よく意味が分からず、ゆやは紅の王を見上げた。
相変わらず、優しい笑顔を向けながら、紅の王はしゃべる。
「そう、任務だ。今から君に下界に降りてもらう。そこで君がすべきことをすればいい。」
「え・・・・でも!」
「これは任務だよ、ゆや。断ることはできない。」
「そんな!い、いったい下界に降りて、私は何をすればよいのですか!?」
「心配しなくてもいい。行けばわかるよ。」
「しかし、紅の王!私は・・・・・・私は・・・!」
「行っておいで、ゆや。立派になって帰っておいで。」
「紅の王!!!!」
その瞬間、足下がぐらりと揺れて、ゆやの頭の中は真っ白になった。
足の下にはただ何もない空間があるだけ。
ただただ、下に向かって落ちていく。
「紅の王ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!」
紅の王・・・・・・
なんで・・・・・・・・・どうしてかな・・・・・・・
私はただ・・・・あなたのそばにいたいだけなのに・・・・
・・・どうして私を遠ざけるの?
私はいったい何処へ行ってしまうの?
私は・・・・・・どうなるの・・・・・・・?
分からない・・・・・分からないよ・・・・・・
「う・・・・・・・・・・・・」
気がつくとそこは灰色の世界だった。
目を開けたゆやは、ぐるりと辺りを見渡す。
どこに目を向けても、ただ灰色の建物があるだけ。
自分がいるのは、その灰色の建物の屋上。
上を仰げば、真っ青な青い空だけがゆやを見下ろしていた。
「ここが・・・・・・下界・・・・?」
なんて寂しい世界なのだろう。
虹色に輝いていた花畑も、緑の山々も、さらさらとわき出る泉もない。
そんな天界から来たゆやにとって、東京という街は色のない世界に見えた。
そんな世界で、唯一色のある空を見上げる。
「紅の・・・・・・・・王・・・。」
私はここで何をすればいいのですか。
いつ天界に帰してもらえるのですか。
*:・°'★,。・:*:・°'☆天使*:・°'★,。・:*:・°'☆
「ゆやさん!紅の王が呼んでるよ。」
「え?ホント?」
そう言って、ゆやは嬉しそうに笑った。
金髪のきれいな髪、翡翠の瞳、そして着ている白い服に負けないほどの、背中からはえる真っ白な羽・・・・・・
「ゆやさんは・・・・・紅の王のことが好きなんでしょう?」
心配そうに口を開いたのは、先ほど紅の王が呼んでいると伝えてくれた、ゆやの親友、真尋である。
「え・・・・・うん////////////////大好き!」
「・・・・・・・・・・」
頬を染めて恥ずかしそうに笑うゆやを、真尋は複雑そうに笑って見る。
「あのね、怒らないで聞いてほしいんだけど・・・・・・」
「何?」
「紅の王、やめておいたほうがいいかもしれませんよ?」
「なんで?」
ゆやは本当に分からないという顔で真尋を見つめる。
「いや、なんて言うか・・・・何考えるか分からないじゃないですか。表面ではにこにこ笑ってても、本当は何考えてるのか分かったもんじゃないし・・・・なんていうか、心配なんです、ゆやさんが。なんか、紅の王は深くて怖くて、私たちとはかけ離れた存在のような気がして・・・・・・なんかどう言えばいいか分からないけど・・・・・・・・」
真尋は、怒った?と心配そうに上目遣いでゆやを見上げる。
ゆやはしばらく黙っていたが、にっこり笑って言った。
「ううん。心配してくれてありがとう。でも、やっぱり私は紅の王が好きだから・・・・・」
「ゆやさんっ・・・!」
「じゃ、そろそろ行きますね。王が待っているので。」
真尋ににっこり微笑んだあと、ゆやは小走りに紅の王の間へと向かう。
「ゆや・・・・さん・・・・・」
あとにはぽつんと立っている真尋だけが残された。
ここは天界。
ゆやたち天使は、ここで仕事をしながらのんびりと暮らしている。
仕事とは、下界・・・つまり地上で死んでしまった魂を供養するのである。
というか、成仏していない魂を受け入れ、天国へ行けるように手助けをする所である。
もちろん悪いことをして死んだ罪人たちは、すぐに天国へ行けるはずもなく、天界の端で罪に見合うだけの重労働をさせられる。
その魂は人間に限らず、虫から万(よろず)の神様まで様々である。
毎日が同じように流れていくだけだったが、ゆやはここでの生活が大好きだった。
紅の王のもとで毎日働ける・・・・それだけでゆやは幸せだった。
今日もゆやは死んだ人間に関する書類の仕事を終わらせ、のんびりとくつろいでいた所だった。
「お呼びでしょうか。紅の王。」
玉座に向かってゆやはひざまずく。
その先には、深紅の眼、そしてゆやとはくらべものにならないほどの大きな羽を持つ、紅の王がいる。
「そんなにかしこまらなくてもいいよ、ゆや。」
「ご用件は・・・・、何でしょうか?」
遠慮がちに聞いた言葉に、優しい声色の言葉が返ってくる。
「君に任務をあたえよう。」
「任務・・・・?」
よく意味が分からず、ゆやは紅の王を見上げた。
相変わらず、優しい笑顔を向けながら、紅の王はしゃべる。
「そう、任務だ。今から君に下界に降りてもらう。そこで君がすべきことをすればいい。」
「え・・・・でも!」
「これは任務だよ、ゆや。断ることはできない。」
「そんな!い、いったい下界に降りて、私は何をすればよいのですか!?」
「心配しなくてもいい。行けばわかるよ。」
「しかし、紅の王!私は・・・・・・私は・・・!」
「行っておいで、ゆや。立派になって帰っておいで。」
「紅の王!!!!」
その瞬間、足下がぐらりと揺れて、ゆやの頭の中は真っ白になった。
足の下にはただ何もない空間があるだけ。
ただただ、下に向かって落ちていく。
「紅の王ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!」
紅の王・・・・・・
なんで・・・・・・・・・どうしてかな・・・・・・・
私はただ・・・・あなたのそばにいたいだけなのに・・・・
・・・どうして私を遠ざけるの?
私はいったい何処へ行ってしまうの?
私は・・・・・・どうなるの・・・・・・・?
分からない・・・・・分からないよ・・・・・・
「う・・・・・・・・・・・・」
気がつくとそこは灰色の世界だった。
目を開けたゆやは、ぐるりと辺りを見渡す。
どこに目を向けても、ただ灰色の建物があるだけ。
自分がいるのは、その灰色の建物の屋上。
上を仰げば、真っ青な青い空だけがゆやを見下ろしていた。
「ここが・・・・・・下界・・・・?」
なんて寂しい世界なのだろう。
虹色に輝いていた花畑も、緑の山々も、さらさらとわき出る泉もない。
そんな天界から来たゆやにとって、東京という街は色のない世界に見えた。
そんな世界で、唯一色のある空を見上げる。
「紅の・・・・・・・・王・・・。」
私はここで何をすればいいのですか。
いつ天界に帰してもらえるのですか。
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