Posted by なぎさ - 2006.05.21,Sun
一方、こちらはお化け屋敷の外のひしぎとゆや。
ちょうど、いままでのいきさつをひしぎに話し終わったところだった。
ひしぎは静かにゆやの話を聞いていたが、ふと立ち上がった。
「・・・・・あ、ちょっと待っててください。」
「・・・?はい。」
ひしぎはすたすたとアイスクリーム屋に向かった。
そして、30秒後、ゆやの元へ帰ってきた(はやっ)。
「どうぞ。」
ひしぎは無表情のままアイスクリームを差し出した。
茶色のアイス。
「せ、先生・・・これはもしかしてひじき味・・・」
「・・・だからわざとですか・・・?・・・ただのチョコ味です。」
「あ、そうですか。」
ちなみにゆやに悪気はまったくない。
そこがまた悲しいところなのであるが。
「ありがとうございます!!」
ゆやは満面の笑顔でお礼を言った。
ひしぎは少しだけ目を見開いた。
こんなに気持ちのよいお礼を言われたのは、本当に久しぶりだったから。
ひしぎは少しだけ目を細めてゆやを見た。
太陽がまぶしいせいもあるが、それ以上にゆやがまぶしく見えたから。
しかしゆやが見ているのはひしぎではなく、ひしぎの持っているアイス。
まじまじと見ている。
ひしぎは首をかしげた。
つられてゆやもくびをかしげる。
「先生のもチョコ味ですか?なんか私のと色が違う気がするんですけど。」
「ああ。これはひじき味のアイスです。なんでも、ここの限定品だとか。」
「へぇ。」
ゆやは物珍しそうにひじき味アイスを眺める。
見るからにまずそうだ。
「よかったら一口食べますか?」
ひしぎが自分のアイスをゆやに差し出す。
しかしゆやはぶんぶん首を振った。
そしてにっこり笑っていった。
「遠慮しておきます。ひじきが嫌いなのでw」
そこには(いろんな意味で)落ち込んでいるひしぎの姿があった。
★━なぎさ‥‥……━★
ちょうど、いままでのいきさつをひしぎに話し終わったところだった。
ひしぎは静かにゆやの話を聞いていたが、ふと立ち上がった。
「・・・・・あ、ちょっと待っててください。」
「・・・?はい。」
ひしぎはすたすたとアイスクリーム屋に向かった。
そして、30秒後、ゆやの元へ帰ってきた(はやっ)。
「どうぞ。」
ひしぎは無表情のままアイスクリームを差し出した。
茶色のアイス。
「せ、先生・・・これはもしかしてひじき味・・・」
「・・・だからわざとですか・・・?・・・ただのチョコ味です。」
「あ、そうですか。」
ちなみにゆやに悪気はまったくない。
そこがまた悲しいところなのであるが。
「ありがとうございます!!」
ゆやは満面の笑顔でお礼を言った。
ひしぎは少しだけ目を見開いた。
こんなに気持ちのよいお礼を言われたのは、本当に久しぶりだったから。
ひしぎは少しだけ目を細めてゆやを見た。
太陽がまぶしいせいもあるが、それ以上にゆやがまぶしく見えたから。
しかしゆやが見ているのはひしぎではなく、ひしぎの持っているアイス。
まじまじと見ている。
ひしぎは首をかしげた。
つられてゆやもくびをかしげる。
「先生のもチョコ味ですか?なんか私のと色が違う気がするんですけど。」
「ああ。これはひじき味のアイスです。なんでも、ここの限定品だとか。」
「へぇ。」
ゆやは物珍しそうにひじき味アイスを眺める。
見るからにまずそうだ。
「よかったら一口食べますか?」
ひしぎが自分のアイスをゆやに差し出す。
しかしゆやはぶんぶん首を振った。
そしてにっこり笑っていった。
「遠慮しておきます。ひじきが嫌いなのでw」
そこには(いろんな意味で)落ち込んでいるひしぎの姿があった。
★━なぎさ‥‥……━★
PR
Comments
Post a Comment
カレンダー
最新記事
(10/01)
(09/28)
(09/27)
(09/18)
(09/14)
ブログ内検索
Template by mavericyard*
Powered by "Samurai Factory"
Powered by "Samurai Factory"