Posted by なぎさ - 2006.05.15,Mon
「わ、私は遠慮しておきます!!」
ゆやは手を顔の前でぶんぶん振りながら言った。
もう顔が青ざめている。
早い・・・・・。
「え~~!?ゆやちゃんが来ないとつまんな~い!」
灯が口をとがらせる。
「私は外で待ってますから!皆さんだけで行ってきてください!」
ゆやはガンとして入ろうとはしない。
「ん~~でもゆやちゃんを置いていくのはなあ・・・」
梵天丸が頭をポリポリかきながら言う。
「そうよ!変な男に声かけられたりしたらどうするの?」
みんなも同じ気持ちだった。
「私はホント全然平気ですから!反対にぶちのめしてやります。大丈夫ですよ。」
ゆやもみんなに迷惑はかけたくなかったが、お化け屋敷だけはどうしても駄目だ。
熊鍋の時の肝試しを思い出した真尋とほたるは静かに納得していたりする。
しかし、ここ、壬生ネズミーランドは、お化け屋敷がすごいということで有名なのである。
ここで行くのをやめてしまっては後々後悔することになるだろう。
「それじゃあ・・・・・」
みんなは申し訳なさそうにしながらもお化け屋敷の中に入っていく。
ゆやは笑顔でみんなを見送ると、近くにあったベンチに座り込んだ。
「ふう。」
真っ青な空を見上げる。
あんなに騒がしかった一行の側を離れると、急に寂しい気分に襲われる。
すぐに戻ってくるって分かってるのに・・・
ゆやは小さく苦笑した。
「椎名さん・・・?」
「へ?」
いきなり声をかけられて、ゆやは間抜けな声をあげて声の主を見上げた。
「こんなところに一人でどうしたんですか?」
「ひじき・・・じゃなくて、ひしぎ先生。」
「・・・・わざとですか?」
意外な人に声をかけられて、ゆやは少々驚く。
ひじき・・・といったことは気にしてはいけない。
ゆやの周りの人はみんなひしぎのことをひじきというため、ゆやもおもわず口走ってしまった。
本人はまったく気にしていないが、言われたひしぎは少々苦い顔だ。
ゆやは今までのいきさつをひしぎに話した。
暇つぶしもかねて。
★━なぎさ‥‥……━★
ゆやは手を顔の前でぶんぶん振りながら言った。
もう顔が青ざめている。
早い・・・・・。
「え~~!?ゆやちゃんが来ないとつまんな~い!」
灯が口をとがらせる。
「私は外で待ってますから!皆さんだけで行ってきてください!」
ゆやはガンとして入ろうとはしない。
「ん~~でもゆやちゃんを置いていくのはなあ・・・」
梵天丸が頭をポリポリかきながら言う。
「そうよ!変な男に声かけられたりしたらどうするの?」
みんなも同じ気持ちだった。
「私はホント全然平気ですから!反対にぶちのめしてやります。大丈夫ですよ。」
ゆやもみんなに迷惑はかけたくなかったが、お化け屋敷だけはどうしても駄目だ。
熊鍋の時の肝試しを思い出した真尋とほたるは静かに納得していたりする。
しかし、ここ、壬生ネズミーランドは、お化け屋敷がすごいということで有名なのである。
ここで行くのをやめてしまっては後々後悔することになるだろう。
「それじゃあ・・・・・」
みんなは申し訳なさそうにしながらもお化け屋敷の中に入っていく。
ゆやは笑顔でみんなを見送ると、近くにあったベンチに座り込んだ。
「ふう。」
真っ青な空を見上げる。
あんなに騒がしかった一行の側を離れると、急に寂しい気分に襲われる。
すぐに戻ってくるって分かってるのに・・・
ゆやは小さく苦笑した。
「椎名さん・・・?」
「へ?」
いきなり声をかけられて、ゆやは間抜けな声をあげて声の主を見上げた。
「こんなところに一人でどうしたんですか?」
「ひじき・・・じゃなくて、ひしぎ先生。」
「・・・・わざとですか?」
意外な人に声をかけられて、ゆやは少々驚く。
ひじき・・・といったことは気にしてはいけない。
ゆやの周りの人はみんなひしぎのことをひじきというため、ゆやもおもわず口走ってしまった。
本人はまったく気にしていないが、言われたひしぎは少々苦い顔だ。
ゆやは今までのいきさつをひしぎに話した。
暇つぶしもかねて。
★━なぎさ‥‥……━★
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