Posted by なぎさ - 2007.05.18,Fri
もっちさんからリクエストいただいた辰ゆやです。
遅くなってすみませんm(__)m
とりあえず初!!なチャレンジな訳ですよ。
辰ゆやとかイマイチネタが出てこなかったんですが・・・・
すみません、個人的にはゲロリ~って感じです(どんなだ
真面目な辰ゆやなんて初めて書いたわ!!(ぇ
読みたい、という方、右下のリンクからどうぞ!!
遅くなってすみませんm(__)m
とりあえず初!!なチャレンジな訳ですよ。
辰ゆやとかイマイチネタが出てこなかったんですが・・・・
すみません、個人的にはゲロリ~って感じです(どんなだ
真面目な辰ゆやなんて初めて書いたわ!!(ぇ
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「はぁっ、はぁっ…」
ゆやは走りながらちらりと後ろを振り返った。
足音が迫ってくる。
銃の残り弾は今日に限ってなかった。
予備を持っていなかった自分を責めつつ、この状況をどうにかしな
しかし考えはまったく思い浮かばなかった。
泣きそうになりながら走るゆやだったが、いきなり目の前が開けて
崖である。
つくづくついてない。
もうだめだ…
ゆやはペタリと座り込んだ。
走りすぎて息が苦しい。
ふと視線を上げると、こちらににじり寄ってくる野良犬が目にはい
いや、その荒々しい目、獰猛な牙はもう犬というか狼のようだった
そんな獣が10匹ほどゆやを囲んでいる。
「グルル…」
「私なんか…おいしくないと思うけどなぁ…」
バッ
同時にとびかかってきた相手に、衝撃と痛みを覚悟してゆやはギュ
「………?」
いつまでたっても襲われる気配がなく、ゆやはおそるおそる目を開
目の前に広がっている光景に唖然となる。
野良犬は一匹残らず倒れていた。
「大丈夫か?」
「!!」
ゆやはいつの間にか目の前に立っていた男を驚いて見上げた。
「きょ…」
いや、違う。
「悪いな、鬼目ではなくて。」
「辰伶…」
ゆやは目を見開いた。
「どうしてここに…」
立ち上がろうとしたが足がすくんで動けない。
そんなゆやを辰伶は苦笑いしつつ見ると、ひょいとゆやを担ぎ上げ
「ひゃああああっ!!なっ、なにす…/////」
「歩けないんだろう?」
「う…;」
辰伶は小さな小川のほとりに着くとゆやを降ろした。
てきとうな布を水で濡らし、ゆやに差し出す。
ゆやは小さくありがとう、と言ってそれを受けとると素直に傷を拭
走っている間は気がつかなかったが、よく見ると思った以上にあち
「一人で何故あんなところにいたんだ。」
「…薬草と山菜を摘みに…野良犬に会ったのは今日が初めてよ。」
ゆやはつんとして答えた。
「何をそんなに怒っているんだ。」
「別に…怒ってないわよ。それより辰伶こそ何であんなところに?
「そっ、それは…」
いきなり横を向いて口ごもった辰伶を、ゆやはいぶかしげにのぞき
「何で?」
「たっ、たまたまだ。ちょっとした任務で通りかかったんだ!!」
「…ふうん…」
それ以上は追求せず、ゆやは視線を落とした。
「ほら、もうすぐ暗くなるし、早く帰るぞ。」
「え…もう?」
「そうだ。早く乗れ、ほら。」
そう言って背中を向けてかがんだ辰伶に、ゆやは目をぱちくりさせ
「?」
「送っていってやると言っているんだ。」
「えっ…いっ、いいわよ。自分で歩けるし!!」
「嘘だな、歩けないだろう。」
「あ、歩けないわよ!!ばかっ;」
「どっちなんだ!!」
ということで、ゆやは結局辰伶におぶわれているのだった。
「狂とはうまくやっているか?」
「ほとんど帰って来ないし…」
「…そうか…………というか、さっきからいったいお前は何を怒っ
先ほどからずっとそっけないゆやに、ついに辰伶がキレた。
「…………」
ゆやはだまって辰伶の背中に顔をうずめた。
広くて…温かい…
「…辰伶、私のこと嫌い?」
「は?」
なんでそうなる。
辰伶は首を後ろに傾けてゆやを見た。
しかし顔をうずめているため、表情までは分からなかった。
「だって辰伶、一度も会いに来てくれなかった。あれからもう一年
辰伶はギクリとした。
「今回もたまたまとか言うし…。ずっと待ってた私がバカみたい…
「ちっ、違!!」
「何が違うのよ。」
「本当は…おまえに、あ、会いたくて来たんだ。」
ずっと会いたかった…
照れ臭くて今日までさきのばしにしていたのだが…
「本当に…?」
ゆやは辰伶の顔をのぞきこんだ。
顔が赤い。
ゆやは腕を前に回して辰伶をギュッと抱き締めた。
「!?/////」
「ありがとう、辰伶…」
「ここからは自分で帰れ。」
そう言って辰伶はゆやを降ろした。
もう家が見える距離である。
「え、何で?お茶くらい飲んで行ってよ。」
「嫉妬するヤツがいるだろう?」
「…私、今日、辰伶が助けに来てくれたとき、すごく嬉しかったか
「また来る。」
辰伶は優しく微笑むと背中を向けて去って行った。
「おいチンクシャ、こんな時間までどこに行ってやがった
家に帰ると狂がこちらを睨んできた。
どうやら久々に帰って来たらしい。
「別に…愛人に会ってきただけよ。」
「あっ、愛人…!?おい、チンクシャどういうことだ!!」
ゆやはクスリと笑うと晩御飯の準備を始めた。
おわり
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お粗末様でした。
期待はずれだったらすみません・・・;;llllllllllorz
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