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Posted by なぎさ - 2007.09.02,Sun
展示室にあるのの続きになっております。
ここの永遠の大空8とは繋がっておりません。

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一行は慌てて外に出た。

「おい!こんな街の中でおっぱじめるんじゃねぇ!!」
「きゃあぁぁぁぁ!!!」

あちこちから罵声や悲鳴が上がる。

「おい!!モントーネが街から逃げるぞ!!追えーーー!!!!」

誰かが叫んでいる。
遊牧民の格好・・・・・・・しかしモントーネの服とは違う。
遊牧民同士の争い・・・・?

どうやらモントーネは街から出ようとしているらしく
、その後を追っているようだ。
しかし、荒々しすぎる。
彼らが通ったあとは道も市場もぐちゃぐちゃだった。

「ちょ、あんたら!!うちの店を・・・!!」

店の女将さんらしき人が遊牧民の男に反抗している。
その男は忌々しそうにその女性を見ると、いきなり彼女を殴りとばしナイフを振り上げた・・・・・が、

ガキィィィン

そのナイフは凪の三叉戟によってはじき飛ばされた。
そのまま男の面を回し蹴りで蹴り飛ばす。
綺麗に飛んでいく男。

「大丈夫?おばさん。」
「あ、ありがとう・・・・」

女性はぶたれたところをおさえつつ、呆然としながらお礼を言った
が、すぐに真っ青になった。

「きゃあああああ!!娘がぁ!!」

5歳ぐらいの女の子が遊牧民の男の手に捕まっていた。
その男はその子をつまらなさそうな顔で見ると、後ろに向かって空高く放り投げた。
宙を飛ぶ女の子。
その子は乱闘の真ん中に落ちていく。

「間に合わない!」

凪は一歩足を踏み出したが・・・・・

ギュンッ

その一歩先をツナが走っていった。
額に炎が灯る。
超加速したツナは、群れる遊牧民の男共をなぎ払うと、その子を無事にキャッチした。
男達は何が起こったのか分からず、呆然としている。

「大丈夫?怪我ない?」
「・・・・うん。」

ツナはほっとため息をつくと、女性のもとにその子を返した。
すぐに凪と雲雀を呼ぶ。

「モントーネを追う。街の外出るよ!!」
「うん!」
「・・・・」

ツナ達はものすごいスピードでその場を去っていった。
残された女性は呆然と我が子を抱きしめた。

「ありがとう・・・」

ポソリと呟く。

「お母さん!お母さん!」
「・・・ん?何?」
「あのお姉ちゃんのね、頭にね、すっごく綺麗な炎がぼぉ~ってしてたの!!」
「炎・・・?」

女性はハッとした。まさか・・・・・・・

「まさか・・・・・ね・・・・」
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