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Posted by なぎさ - 2007.07.07,Sat
シュウゥゥ…
ツナの頭から炎が消える。
それと同時にツナの体がグラリと傾いた。
屋上から視界が消えて、いっぱいに空が広がる。

ヤバ…

仰向けに倒れたツナだったが、地面に体がぶつかる前に誰かの腕に
受けとめられた。
「大丈夫ですか、綱吉君?」
「む…くろ先生…?」
ボーとする意識の中でツナは骸を見上げた。
「あれ、どうしてココに?」
「よぉ、ツナ、まぁまぁ頑張ったじゃねぇか」
ツナは顔を横に向けた。
リボーンもそこにいた。
「いきなりなんて無茶すぎたんじゃないですか?」
「あんまりツナを見くびんなよ。結果としてよかったんだから別にいいだろ。ま、俺の目に狂いはなかったってな」
「………………」
少々不機嫌そうな骸に比べてリボーンは機嫌が良さそうだ。
山本や獄寺、京子も近くに寄って来た。
「じゅ、十代目!俺、感動したっす!!」
何故か獄寺は目がうるんでいる。
「…ザンザス……殺す…」
「え?」
何故か京子からまがまがしいオーラが放たれていた。
「よくも…よくもハルちゃんを…」
今までに感じたことのないほどの殺気に全員がこおりつく。
「きょ、京子ちゃ…」
京子は立ち上がると屋上から去って行った。
「い、今のはいったい…」
全員が京子の背中を静かに見送った。
背中にイヤな汗がつたう。
“アイツも例のメンバーに入れても大丈夫かもな…”
リボーンだけが違うことを考えていたりする。
バンッ
その時屋上の扉が勢いよく開いた…というか、すでに壊れているため、勢いよく吹っ飛ばされた。
「君たち、屋上で何やってんの?ココ立ち入り禁止のはずだけど…
「げっ、雲雀だ…」
獄寺が真っ青になって呟いた。
雲雀はぐるりと屋上を見渡した。
半壊状態…
「誰がやったの、これ…」
明らかに…怒っている。

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