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Posted by - 2025.07.18,Fri
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Posted by なぎさ - 2007.06.22,Fri
「死ぬ気でハルを助ける!!」

ツナはハルを追ってフェンスをとびこえた。
ツナの少し下をハルが落ちていく。
ツナは必死で手をのばした。
ツナの手がハルの背中の制服を掴む。

「ウオォォォォッ!!!」
「キャアアアァ!!」

ツナは空中でさらにハルを上に投げた。

バシャアァン

ツナは真下にあった池に背中から落ちた。
少し深めの池だったとはいえ、背中が底にぶつかり
、衝撃で一気に息があふれた。

「ガボゴボッ!!」

しかし休んでなどいられない。
すぐにハルが落ちてくる。
ツナは池の底を思いきり蹴り上げると、そのまま水中から水面へと飛び出した。

バシャアンッ

それと同時に落ちてきたハルをうけとめたツナは、重なって水中へ沈んだ。
ツナがしかっかりとうけとめたため、ハルに怪我はない。

「ブハッ!!はぁっ…はぁっ…」

水中から顔を出したツナは大きく息を吸うと屋上を見上げた。

「十代目ーーー!!」

獄寺が屋上から叫んでいる。ツナは1階の窓に足をかけると、2階、3階、4階へと次々に校舎の側面をのぼり、屋上にたどりついた

「ツナさん…?」

ハルはポカンとしながら池から顔を出して、風のように走り去って行くツナを見ていた。

一方、屋上にたどり着いたツナはキッとザンザスを睨んだ。
先程までツナの額にともっていた炎が消える。

「おまえ、何てことするんだよ!!」
「フ…フハハハハハッ!」

怒っているツナに対してザンザスは笑いだした。

「パンツ一丁でズブヌレで…プールにでも入ってきたのかっ!?」
「へ…?」

よく見るとツナはパンツ一丁だった。
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