Posted by なぎさ - 2007.10.08,Mon
いや、実はまだ前に話があるんですが、とりあえずこれだけ・・・・
夏野さん挿絵ありがとうございます!!
==================
コンコン…
「んん…」
ツナはゴロリと寝返りをうった。
窓からさし込む光がもう朝だと告げている。
薄目を開けて時計を見る。
うん、まだ大丈夫。あと…5分だけ寝よう…
そう思って再び目を閉じる。
コンコン…
“あれ…さっきからなんか音がする…?ん~…でもま、いいや…”
「お~い、ツナ~、遅刻するぞ~」
「んん~…まだ大丈夫だって・・・・・って、え!?」
ツナは勢いよく飛び起きた。
自分を見下ろしていたのは・・・・・
「や、山本ぉ!?」
「おはよっす」
「おはよ・・・・じゃなくて、なんで山本がここに!?」
骸避けにドアには鍵+チェーンをかけたはず…!!
ドアを見ると…チェーンがしっかりかかっている。
しかしまた山本を振り返って・・・・・言葉を失った。
窓が開いている・・・・!!
「ちょっ、山本!?」
「ははは。ツナの寝顔可愛いーのな」
「そーじゃなくて!!ま、ままままさか窓から!?」
「あー、開いてたぜ。ツナ何回ノックしても気付いてくれねーんだもんな。ちゃんと鍵しめろよー。変出者が入ってくるぞ~」
「入って来た人に言われたくないんだけどー!!っていうかどこから・・・・?」
「俺の部屋真上なんだよ」
「なー!!二階から来たの!?」
呆れを通り越して感動してしまったツナだった。
昨日の夜嬉しそうだったのはそのためか。
「とととりあえず自分の部屋帰りなよ、山本」
「おうっ、じゃあ俺朝練行くから、遅刻しないようにな~」
ツナは爽やかな笑顔の山本を窓から追い出すと、とりあえず制服に着替えた。
まだ少し早いが、山本のおかげですっかり目が覚めてしまった。
のんびり寮の食堂で朝食でもとろう。
ツナは準備を終えると鞄を掴み部屋を出た。
・・・・・・が、
ズベッ
「え・・・・・・」
ドアから一歩外へ踏み出した途端、思いきり体のバランスを崩した。
一気に天井が視界に入ってくる。
「ふわあああああぁぁぁっっっ!!!!」
すべって仰向きに倒れそうになったツナを抱きとめたのは・・・・・・
「クフフフ…おはようございます綱吉くんv」
「ぎゃーーーーーっ!!!!!」
とってもいい笑顔の骸先生だった。
お姫様だっこな状態に、ツナは慌てて骸に降ろしてくれるように頼んだ。
しかし・・・・・・
「クフv朝からいいシチュエーションですね!」
「降ろしてーーー!!」

降ろしてもらえない。
そしてツナは気付いてしまった。
自分の部屋の前の床。━━━━━━━何かテカっている。
「先生…、これ…俺の部屋の前に何かしましたか?」
「ああ、綱吉くんが転ぶかな~と思って油をひいてみましたvそれを君ときたら狙い通りに転んで…クフッ」
「自分でシチュエーション作るなーーーー!!!!」
朝っぱらから本当に迷惑な話だ。
「ところで綱吉くん。さっき部屋の中に山本がいたようですね・・・・いったいナニしてたんですか!?許しませんよ、僕のことは全力で拒否しておいてーーー!!」
「あんたがそんなんだからだ!!って…あれ?」
そしてツナはまたまた気付いてしまった。
油の横に置いてあるもう一つの容器。
「先生、あれは何ですか?」
「ああ、あれは蜂蜜ですよ。食堂で油と一緒に借りました。ほら、嫌がる君の体に無理矢理蜂蜜をぬりたくるのもいいシチュ…」
「一回死んでこい!!!」
「ぐはっ!!」
ということで、満面の笑みの骸の顔面に、ツナの容赦ない一撃が叩きこまれた。
昨日と同じことの繰り返し。
そんなお決まりな感じでツナの一日は始まったのだった。
夏野さん挿絵ありがとうございます!!
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コンコン…
「んん…」
ツナはゴロリと寝返りをうった。
窓からさし込む光がもう朝だと告げている。
薄目を開けて時計を見る。
うん、まだ大丈夫。あと…5分だけ寝よう…
そう思って再び目を閉じる。
コンコン…
“あれ…さっきからなんか音がする…?ん~…でもま、いいや…”
「お~い、ツナ~、遅刻するぞ~」
「んん~…まだ大丈夫だって・・・・・って、え!?」
ツナは勢いよく飛び起きた。
自分を見下ろしていたのは・・・・・
「や、山本ぉ!?」
「おはよっす」
「おはよ・・・・じゃなくて、なんで山本がここに!?」
骸避けにドアには鍵+チェーンをかけたはず…!!
ドアを見ると…チェーンがしっかりかかっている。
しかしまた山本を振り返って・・・・・言葉を失った。
窓が開いている・・・・!!
「ちょっ、山本!?」
「ははは。ツナの寝顔可愛いーのな」
「そーじゃなくて!!ま、ままままさか窓から!?」
「あー、開いてたぜ。ツナ何回ノックしても気付いてくれねーんだもんな。ちゃんと鍵しめろよー。変出者が入ってくるぞ~」
「入って来た人に言われたくないんだけどー!!っていうかどこから・・・・?」
「俺の部屋真上なんだよ」
「なー!!二階から来たの!?」
呆れを通り越して感動してしまったツナだった。
昨日の夜嬉しそうだったのはそのためか。
「とととりあえず自分の部屋帰りなよ、山本」
「おうっ、じゃあ俺朝練行くから、遅刻しないようにな~」
ツナは爽やかな笑顔の山本を窓から追い出すと、とりあえず制服に着替えた。
まだ少し早いが、山本のおかげですっかり目が覚めてしまった。
のんびり寮の食堂で朝食でもとろう。
ツナは準備を終えると鞄を掴み部屋を出た。
・・・・・・が、
ズベッ
「え・・・・・・」
ドアから一歩外へ踏み出した途端、思いきり体のバランスを崩した。
一気に天井が視界に入ってくる。
「ふわあああああぁぁぁっっっ!!!!」
すべって仰向きに倒れそうになったツナを抱きとめたのは・・・・・・
「クフフフ…おはようございます綱吉くんv」
「ぎゃーーーーーっ!!!!!」
とってもいい笑顔の骸先生だった。
お姫様だっこな状態に、ツナは慌てて骸に降ろしてくれるように頼んだ。
しかし・・・・・・
「クフv朝からいいシチュエーションですね!」
「降ろしてーーー!!」
降ろしてもらえない。
そしてツナは気付いてしまった。
自分の部屋の前の床。━━━━━━━何かテカっている。
「先生…、これ…俺の部屋の前に何かしましたか?」
「ああ、綱吉くんが転ぶかな~と思って油をひいてみましたvそれを君ときたら狙い通りに転んで…クフッ」
「自分でシチュエーション作るなーーーー!!!!」
朝っぱらから本当に迷惑な話だ。
「ところで綱吉くん。さっき部屋の中に山本がいたようですね・・・・いったいナニしてたんですか!?許しませんよ、僕のことは全力で拒否しておいてーーー!!」
「あんたがそんなんだからだ!!って…あれ?」
そしてツナはまたまた気付いてしまった。
油の横に置いてあるもう一つの容器。
「先生、あれは何ですか?」
「ああ、あれは蜂蜜ですよ。食堂で油と一緒に借りました。ほら、嫌がる君の体に無理矢理蜂蜜をぬりたくるのもいいシチュ…」
「一回死んでこい!!!」
「ぐはっ!!」
ということで、満面の笑みの骸の顔面に、ツナの容赦ない一撃が叩きこまれた。
昨日と同じことの繰り返し。
そんなお決まりな感じでツナの一日は始まったのだった。
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