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Posted by - 2026.06.14,Sun
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Posted by なぎさ - 2009.05.22,Fri
「で、その顔の傷は…」
恐る恐る尋ねた綱吉に、ツナは首をちょこんと傾けてへらりと笑った。
「えへへ~、ちょっとやっちゃったぁ…」
そう言うツナの右頬には3センチ程の赤い線が走っていて…
「ばっ、よりによって顔かよ!」

時刻は正午を回る少し前。

再び綱吉の部屋に集まった双子…と、
「言わんこっちゃないですツナくん!痕残ったらどーするんですか!?」
…余計な虫が一匹。
「かすり傷じゃん。大袈裟だね骸は…」
すでにシャワーを浴びた後のツナが頭をタオルで拭きながらコロコロ笑うが、骸の顔はいたって大真面目である。
「消毒しましょう。こういうものは舐めておくのが一番です」
「自分じゃ舐めれない…」
困ったように見てくるツナの肩を、骸がグッと掴む…
「ですから僕が…ぐはぁっ!」
が、顔を近づける途中で勢いよく後方へ吹っ飛んだ。
「あんなアホの言うこといちいち真に受けるなよ」
傷に絆創膏を貼ってやりながら、骸を吹っ飛ばした張本人が言う。ツナは素直に「うん」と頷いた。…絶対に分かっていない。
「でもどうしよう…これじゃバレちゃうよね…」
周りからは綱吉が怪我をしたことになっているのだ。これでツナの頬に怪我があったとなれば…
頬に貼られた絆創膏をなぞりながら申し訳なさそうにうなだれたツナに優しく微笑むと、綱吉は机から小刀を取り出した。
「え…」
と、ツナが止める間もなく綱吉は取り出した小刀で自分の頬を傷つけた。綱吉の頬にも赤いものがじわりと滲む。場所はツナの傷とほぼ同じ。
「これでいっしょ、だろ?」
「つな、よしぃ…」
驚愕に見開かれたツナの目に涙が滲む。
そこまでしなくても…と綱吉を責めるように見るが、綱吉は軽く笑っただけでさっさと絆創膏でその傷を隠す。
「これに懲りたらもう無茶すんなよ?」
「ぅ…うぅっ…雲雀さん…今度はフルボッコにしてやる…っ!」
「…話聞いてたか?」
どうやら綱吉が自分を傷つけなければならなかったのは雲雀のせいだという結論にたどり着いたらしい。その目は闘志に燃えていた。
「…で、その雲雀恭弥はどこに?」
綱吉に吹っ飛ばされた体勢のまま黙って双子のやりとりを見ていた骸が、そこで初めて口を挟む。
「ん、雲雀さん?医務室。骸、後でお見舞い行ってあげたら?」
「え…」
医務室?
雲雀恭弥が医務室…?
冷や汗を流して固まった骸にツナは優しく微笑んだ。
「ちょっとボコリすぎちゃった」

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Posted by なぎさ - 2009.05.21,Thu
1242653140551465.png





























(↑色々失敗しすぎてごまかそうとしたあげく残念な感じになった絵)

ってことでお兄ちゃんよろしくです!
あとやっとこさネット繋がりました…すみませんいろいろと。
アプロさん!

有線のコード抜けてただけでした!

…orz
うぅ、モデムとルーターの役割の違いをちゃんと知ってなかったなぎさの失態…アフォすぎる…
何はともあれ、やっと日記書けます、はい。
きっとラビくんで日記書くのもこれで最後です。うん。明日はVAIOくん使いたい…!

あと手風呂!
…しょうゆさんなんでなぎさのページ分かったんだろう…
絵見て、あ、これなぎさだーって思ったんですかね?
どんな確率!?びっくりすぎます。
あとペンタブが苦手すぎてどうしようもないのでもう描かないかもしれません(早いよ)
曲線がね、描けないです。まっすぐの線はもっと描けないですが…
これからもきっとずっとアナログ人間です…精進しないなぁ…

あと今週のおざんぷ!
あれですね!骸さんとツナのツーショット!!!!(うしろのザンザスは見えないらしい)
本編は…
なんかもう、ツナ様って感じでしたよね。(はいそこ同意を求めない)

最近新連載のを読み過ぎてジャンプ立ち読みするのに1時間くらいかかります。なかなか疲れます。そして何も買わずに出て行くとか最低な客だと思います。
マガジンとサンデー合わせても1時間弱かかります。
サンデーは六道くんしか読んでませんが。
マガジンがね!おもしろい!
コードブレイカー終わりませんよね?大丈夫ですよね?

‥‥……━★

そしてブログのコメントもいつもありがとうございます!それとメールも!
ツナツナ小説何気に反応いただけて嬉しいですっ(^◇^;)
…骸さんが出ばりすぎてる気もしますけどね…

追記でコメント返信ですっ。遅くなってごめんなさい…
Posted by なぎさ - 2009.05.21,Thu
「っ!」
抱きしめられたままの体勢で綱吉がキッと骸を睨む。顔が熱い気がするのは…多分気のせいだ。気のせいに違いない。絶対に気のせいだ。
「な…んでいつも分かるんだ…?」
毎度のことながら恥ずかしすぎる…
「そりゃあ他でもない大好きな君たちのことですからねぇ」
さらりと笑顔で言った骸を再度睨めば、骸はニヤリと笑って先ほどよりも強く抱きしめてくる。
「…反応、ですよ」
「…?」
「ツナくんだったら間髪容れず拳が飛んできますからね。綱吉くんだと、一瞬固まるんですよ。今日はいつもに増して酷かったですけど。気づいてました?」
「…分かった。今度から間髪容れず殴ってやる」
遠慮しますよ、と呟くと同時に身体を後ろに引いた骸の顔面スレスレを、綱吉の拳が通り過ぎる。
「避けるなよ」
「避けますよ」
小さく舌打ちした綱吉に、骸は「おお怖い」とまったく怖がる素振りも見せずに言う。
「それに、雰囲気で分かります。顔も似てますがまったく同じではないですし」
「そう…」
たまにこういう骸の何気ない一言が嬉しかったりする。
ばれても困るのだが、やはり誰も違いを分かってくれないというのは寂しい気がするから…
そんなこと絶対に骸には言わないが。
くるりと骸に背を向けて歩みを再開すれば、後ろから骸が不思議そうに尋ねてくる。
「ちなみにツナくんはどこで何を?」
「…雲雀をぼこりに行った」
「は!?」
可愛い顔に傷でもついたらどうするんですか!と顔を青くする骸に、先ほど同じことを思った自分を重ね合わせて少々苦い気持ちになる。
踵を返そうとした骸の服を、綱吉はがっちり掴んでいた。
「行くなよ。ツナの邪魔をするなら許さない」
「ですが…っ」
「死ぬ気になったツナは強い。骸も知ってるだろ?」
行っても逆に巻きぞい喰らうだけかもよと言われて、骸はようやく納得したようだった。
「ってことで、ちょっとつきあえ骸」
「はい?」
「法学の授業。おまえ臨時講師やってよ。あの先生の話つまらないんだよ…」
そう言えば、骸は一瞬怪訝そうな顔をしたもののすぐにニヤリと嫌な笑みを浮かべた。しょうがないですねぇ、と含みのある声音で呟く。あんまり調子にのるなよと軽く睨むが、骸はクスクスと笑うだけだった。

面白くない。……いろいろと。

Posted by なぎさ - 2009.05.20,Wed
「な、何の話を…」
「君は何も知らない。何も覚えていない。だから余計に気に食わない。僕のことなど覚えていないだろう?」
笑みが消え、刺すような視線で見られて思わず恐縮してしまう。知らない。彼など、知らない。それに、知りたくないと頭のどこかで自分が叫ぶ。
どうしてまったく自分と全く同じ容姿をしている?
どうして綱吉が彼の腕に抱かれている?
「むかつくんですよねぇ…綱吉が君のことを気にする度に…」
腕に抱いた綱吉の頬に軽く口づけを落とすと、骸は静かに綱吉を地面に横たえた。苦しそうに喘ぐ綱吉は、地面に降ろされると同時に身体を丸める。小さく震える彼の身体は、どう見ても正常ではない。
「君…、綱吉くんに何したんですか…?」
「おやおや。君は自分の心配をしたほうがいいんじゃないですか?」
ニヤリと口端をつり上げた漆黒のマントを羽織った骸は、ゆっくりと立ち尽くしている骸の方へと歩を進める。本当にすぐ目の前で止まった彼は、身長もまったく同じ、顔も、まったく同じ…双子かと錯覚するほど酷似している。ただ、ただ一つ違うのは、目の前の彼の右目だけが血のように紅いということ。それと服装以外は何もかもが一緒のように思えた。
「ここ、綱吉にやられたんですか?」
「…っ!」
首筋をつうと撫でられて、ゾクリと背中に悪寒が走る。そこは、ちょうど綱吉に付けられた二つの赤い点がある場所。
「やっぱりむかつきますね。死んでください」
その顔からすとんと表情が抜け落ちる。深紅と群青がスッと細められる。自分に向けられる、殺気。

…本気だ。

逃げなければ死ぬと悟ったが、身体は金縛りに遭ったかのようにピクリとも動かなかった。そう、一番始めに綱吉に襲われた時と同じ…
しかしその時とは恐怖の格が違いすぎる。

…死ぬ。

長く鋭利な爪が首元へと伸びる。グッと力を込められた瞬間、死んだと、思った…

「駄目…っ!」
「…っ!?」
しかし実際には短くて浅い赤い線が引かれただけ。首に走ったピリッとした痛みは、目の前の急激な展開のせいでほとんど現実味を帯びて感じられなかった。
目前に飛び込んできた、ハニーブラウン。
彼、綱吉は、肩で息をしながらもしっかりと骸の手を振り払い、対峙する二人の間に割り込んでいた。
「骸は…殺させない…!」

Posted by なぎさ - 2009.05.19,Tue
「…で?今日は何でまた?」
自室に戻るなり着替えの服を抱えてすぐさま綱吉の部屋に駆け込んできたツナに、綱吉は半ば呆れた視線をやる。
「これからある法学の勉強やりたくない。あと綱吉はこれから雲雀さんと実技の授業。うん、一石二鳥」
「…や、それ俺が一石二鳥じゃないだろう。むしろ、二石零鳥みたいな」
「お願い綱吉変わってぇー!!」
ひしと抱きつかれて頼まれれば、断ることなど出来ない。
そう、王子と姫としての立場を変われと言っているのだ。
双子であるならではの、裏技。今まで何回もやっているが、ほとんどばれたためしはない。…一部を除いて。
しぶしぶ了承した後、で、いったい何でだと再び問えば、ツナは綱吉に抱きついたまま顔をあげた。その表情は…いつものぽやんとしたツナではない。
「やられたからやりかえす」
「は…?」
「雲雀さんの顔に一発叩き込んでやんないと気がおさまらない」
何か物騒なことを言っている、この子は。
綱吉の背にツゥと何か冷たいものが伝う。
どうやら先ほどの椅子の件を言っているらしい。確かにあのときは綱吉が助けなかったらツナは少々怪我をしていたかもしれないが…
「…雲雀相手に大丈夫なのか?」
「さぁ…?でも、やられっぱなしは性に合わないし」
ツナの顔に傷でもついたら大変だと心配する綱吉をよそに、ツナはニヤリと笑みを浮かべる。
「そんじゃ、急いで綱吉っ!また骸でも来たら大変」
引っ付いていた綱吉から離れ、すぐさまその場で服を脱いで着替えを始めたツナに綱吉が苦笑いを浮かべる。
「…で?俺は何を着れば?」
綱吉の部屋のクローゼットから手頃な服を引っ張り出したツナがこちらに向かってニコリと笑みを投げかけてくる。
「そこにあるオレが持ってきたヤツ!」
「…これ、ね……」
床に放置してある服を持ち上げてみれば、ツナが普段着ているものよりも明らかにフリルの多いドレス…
綱吉が一瞬固まったのを知ってか知らずか、ツナは綱吉と同じように髪を後ろで一束ねにしながら綱吉のほうへ寄ってくる。
「それさ、絶対綱吉に似合うと思うんだっ。あ、髪結うから早く着ちゃって!」
さすがにツナに脱がされるのもアレなので、服に手をかけようとするツナを制して慌てて自分でドレスに着替える。似合うも何も、同じような顔なのだからその言い方はおかしくないかと思うがツナのほうをちらりと見ても自分の発言に何の疑問も持っていない様子。綱吉は諦めて、とりあえず後ろで一つに束ねてあった髪をほどいた。
「じゃ、いつも通りで…!お昼になったら戻ろっ」
器用に綱吉の髪を編み込みながらツナが言う。昼までこのままかと内心ため息をつきつつ、へますんなよ、と小さく呟けば、ツナは、当然!と言って再びニヤリと笑った。





「はぁ…」
重い服に少々げんなりしながら法学の先生の部屋へと向かう。あまりしゃべるとボロが出るので、必要最低限以外は口を開かない。それが暗黙の了解。
綱吉は長い廊下をのろのろと歩きながら再度ため息をついた。
ツナが変わってくれと言った雲雀との授業。はっきり言って…綱吉はその授業で無傷で済んだ試しがない。綱吉との二人がかりでの戦闘なら話は別だが…

…なんだか物凄く心配になってきた…

悶々と考えながら歩いていたせいだろうか。後ろにそっと近づく気配にも全く気づかなかった。
「ツナくーんっ」
「っ!?」
いきなり後ろから抱きしめられて、綱吉は驚いて首だけをまわして後ろを振り返った。声も出せないほどの驚きようで口をパクパクさせるだけの綱吉を見て、おや、と首を傾げたのは…
「おや、綱吉くんのほうでしたか」
骸だった。

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